2025年4-6月期 転職時の賃金変動状況

「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は39.3%(前年同期差:+3.3pt)

株式会社インディードリクルートパートナーズ

株式会社インディードリクルートパートナーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)が提供する転職支援サービス『リクルートエージェント』における2025年4-6月期の「転職時の賃金変動状況」を報告します。「転職時の賃金変動状況」では“転職者の賃金は転職前後でどう変化しているのか”という点に着目し「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職者数の割合」の経年変化を観察していきます。

「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職者数の割合」算出式

前職(転職前)の賃金は時間外労働等の「変動する割増賃金」を含む一方、転職後の賃金にはそれらが含まれないため「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は実態よりも低めの値となる傾向があります。

■全体

4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は39.3%。

新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年1-3月期を起点に大きく水準を切り下げたが、翌年2021年1-3月期には概ね感染拡大前の水準に復した。以降は上昇基調にあり、足元2025年4-6月期は過去最高値※1となっている。

2002年から2025年までの転職決定者における『前職と比べ賃金が1割以上増加した人の割合』の推移を示したグラフ。2020年1–3月期に新型コロナウイルスの影響で大幅に低下後、2021年に回復。以降上昇傾向が続き、2025年4–6月期には39.3%で過去最高を記録。

※1 「全体」の統計の始点(2002年4-6月期)以降の最高値。

調査概要

調査方法:リクルートエージェント転職者データの分析
調査対象:リクルートエージェントを利用し転職した方
有効回答数:非公表
調査実施期間:2025年7月
調査機関:インディードリクルートパートナーズ

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